化粧水や美容液、シャンプー、日焼け止め、ベビー用化粧品など、身の回りにあふれる化粧品に記載されている全成分の情報、及びパッケージに記載されている情報を読み解けるように導く検定です。当検定で学ぶことにより、自ら必要な目的にあった化粧品を正しく選択できるようになります。
2001年4月の薬事法改正により、医薬部外品を除く全ての化粧品について全成分表示が義務づけられ、それまでよりも化粧品における開示情報が充実しました。
しかし全成分表示には、記載場所・記載順・成分名称などに細かなルールがあるため、一般の消費者にとっては、よく理解できないというのが現状です。
自分の嗜好や肌質に合った、より安心・安全な化粧品を自ら選択するためには、ある程度、化粧品の成分に対する正しい知識を身につけておくほうがよいと私たちは考えます。
あなたも化粧品を選ぶ力を身につけましょう。
・キャリアアップをしたい、お客様への提案の幅を広げたい
化粧品販売員・コールセンターオペレーター、化粧品製造・原料会社など業界にお勤めの方全般。美容業界の方。
・化粧品業界に就職したい
就職・転職をご希望の学生、社会人の方。
・化粧品選択の幅を広げたい
お子さんに、またはご自身で安心・安全なものを使いたい方。
目的にあったものをご自身で選んで使いたい方。
きれいになりたい方。
敏感肌、ナチュラルコスメユーザーの方
・人にアドバイスしたい、自宅でサロン開業など起業したい
アロマテラピー、ベビーマッサージ、エステティックなどの知識に加えて、当検定で学習することで、お持ちのスキルの幅・提案力がさらに広がります。
化粧品を探すときに役立つ情報のひとつが全成分表示です。
全成分表示を読むことで、自分が求めている機能や特徴をもった化粧品かどうかを判断したり、自分の肌に合わない成分を避けることができ、化粧品選びの幅を広げることができます。成分を読み解くことができれば、製品を選択する際に、商品の宣伝文句やパッケージのイメージに頼りすぎることなく、自身で目的に合ったものを選ぶことができるのです。
ところが、成分に関する正しい知識を学ぶ機会は、非常に限られてしまっているのが現状です。これは消費者だけでなく、化粧品を販売する立場の方々にも当てはまることであり、大変残念なことです。
化粧品成分検定協会は、消費者や業界従事者が化粧品の成分についてできるかぎり公正中立な知識を学び、その知識を活用して、自分やお客様が求めている機能や特徴をもった化粧品を正しく選択する力を養うとともに、検定試験を実施することで、自分が学んだ知識や能力を確認できる場を提供いたします。
化粧品に対する日本の消費者の目は世界一厳しいとも言われ、それに伴い、日本の化粧品会社における品質管理や製品開発の質の高さは、世界でもトップレベルです。消費者並びに化粧品業界従事者が成分に対する知識を身に着け、双方ともに高めあうことで、化粧品に関わるすべての人々が輝きを増し、名実ともに日本が世界一の化粧品市場になること、それが私たちの想いです。
一般社団法人 化粧品成分検定協会
代表理事
久光 一誠
著書
「現場で役立つ化粧品・美容のQ&A」 フレグランスジャーナル社 (共著)
「化粧品成分ガイド」 フレグランスジャーナル社 (共著)
正式名称 | 一般社団法人化粧品成分検定協会 |
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所在地 | 神奈川県横須賀市追浜本町2-1-19 |
代表理事 | 久光 一誠/久光工房代表取締役 |
理事 | 柴田 雅史/東京工科大学 応用生物学部 教授 菅沼 薫/日本顔学会会長、武庫川女子大学客員教授 髙野 勝弘/元日本化粧品工業連合会技術部長 内藤 昇/コーセー研究所、同常務取締役、化粧品技術者会役員を歴任 平尾 哲二/資生堂研究職を経て、武庫川女子大学教授 |
事業内容 | 「化粧品成分検定」の実施・運営(合格者の資格認定、認定証公布。検定公式テキストの発行・配布)。 化粧品に関する情報の発信(協会HP、Facebook、メールマガジン等)。 各種講演会、セミナー、シンポジウムの開催 |
本来私は検定制度には賛成していないのですが、化粧品成分検定協会の「化粧品を使う全ての方に、正しい成分情報を理解してほしい」という主旨に賛同し、応援することになりました。是非、検定協会の公式テキスト、「化粧品成分ガイド」を活用し、実際に化粧品を選ぶ際の知識として役立てていただきたいと思います。多くの化粧品ご使用者、美容・化粧品業界にお勤めの方々には、この検定主旨を正しく伝えていただいて、一人でも多くの方がこの検定制度に賛同いただければと思います。(メッセージ抜粋)
株式会社アイスタイル 取締役 山田メユミ 氏
@cosmeにお寄せ頂いているクチコミの中で、正確な情報を持っていないがゆえに、成分についてのご不安を感じていらっしゃる方が多いと常々感じています。今回の化粧品成分検定やテキストの発行によって、一般の皆様も成分情報を学ぶことができれば、消費者の皆様のコスメ選びに役立つと思いますし、もっともっと自分にあった、満足度の高いコスメに出会うことができると思っています。(メッセージ抜粋)